「創る」という息づかいが宿る場所―龍野藝術工房 伊勢屋
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 建物の紹介 

建物のことと龍野藝術工房伊勢屋の
立ち上げ約3年間の活動についてのお話です。



         
  東側からの外観 十文字川に面した南の入口
 この建物は、「伊勢屋」という味噌屋の蔵として、約200年前の江戸時代に建てられましたが、昭和になって味噌屋の時代が終わり、水産加工品や缶詰の工場として使われてきました。
 しかし、その後建物の老朽化により蔵は閉鎖され、約8年間の眠りについていました。

 2003年7月。代表の堂野能伸が中心となり、龍野伝建研究会の協力を得て、伊勢屋の蔵は龍野藝術工房 伊勢屋として新たな扉が開かれました。
 開館当初、私たちにあったのは、何かしたいという強い思いと夢だけでした。お金も先の明確な見通しもありませんでしたが、希望だけはありました。
 この広い空間で何をするか。何がしたいのか。どのように利用するのか。


         
   開館直後の何もない伊勢屋 夜な夜な語り明かしていた頃
 プロにお願いする余裕はありません。こつこつと、すべてが自分たちの手で改修工事が始まりました。工具の使い方、材料の選び方など、知っている方に聞きながら、自分たちの力で工事をしました。いただいてきたもの、廃品を利用しながら。
 「お金がないならアイディアで勝負!」(今でもこの方針は変わっていませんが。)作業が進み、いつしか人が集まり、そしてさまざまなブースが作られていきました。

 これまでに多くの方々の支えがあり、現在に至っています。そして、さらに現在も改修工事は続いています。来館いただいた方々が、また来たくなるような空間をめざしています。
 「龍野藝術工房 伊勢屋」という建物と空間は、これまで、そしてこれから伊勢屋に携わってくださるすべての方々の作品といえるでしょう。


             
   昔のままの梁        現在の伊勢屋内部
 
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